皮下脂肪低減作用が報告されているアロニア果実エキスについて、日本新薬㈱(京都市南区)が持久力向上作用や、運動時の筋肉の損傷をケアできる機能を持つ可能性を新たに見出し、サプリメントへの配合や、同社が得意とする乳タンパク素材との組み合わせを進めている。
野田食菌工業㈱(千葉県野田市)は、霊芝菌糸体培養抽出物(MAK)を用いたラット試験で血圧上昇抑制効果のあることを明らかにした。城西大学大学院薬学研究科の日比野康英教授との共同研究成果。先月開催した第17回日本補完代替医療学会で発表した。
ビルベリーエキス含有食品の摂取に伴う眼精疲労自覚症状の軽減機能を検証する目的で実施した2つの臨床試験結果をまとめた論文が、国内学術誌「プログレス・イン・メディシン」の11月号に掲載された。論文投稿したのは、ビルベリーエキス含有サプリメントもラインナップする通信販売の㈱えがお(熊本県熊本市)。
ホスファチジルセリン(PS)の認知機能改善、抗ストレス効果を機能性表示へ―。PSの原料メーカー及び取扱業者4社が、来春にも消費者庁が制度創設を目指している、食品の機能性表示(機能性表示食品)制度の活用に向け、PSの機能性に関するヒトデータの検索や製品規格化を検討していることが分かった。
抗疲労作用で知られるイミダゾールジペプチドの引き合いを、日本ハム㈱中央研究所が伸ばしている。機能性表示を行える可能性がある素材だと見られているようだ。製造販売している原料を使った臨床試験を行い、査読付き論文を複数発表していることもあり、同社としても提案に力を入れている。
㈱シェフコ(東京都板橋区)が製造販売している有機大麦若葉粉末を8週間継続摂取すると、血中コレステロール値を低下する働きのあることが臨床試験(オープン試験)で示唆された。皮膚粘弾性やシミを改善するなど、肌に対する働きも見られたとしている。近く論文発表する予定だ。
㈱公知貿易が今年4月に取り扱いを始めた抗ストレス素材「ゼンブリン」の開発元がこのほど来日し、これまでの臨床試験などで確認された機能性、安全性、作用メカニズムを説明した。食品の機能性表示制度に対応できる素材となる可能性もありそうだ。
肌の保湿作用が知られる植物セラミドは口腔内の渇きにも機能する──植物セラミドでは従来知られていなかったこんな働きを東北大学東北メディカル・メガバンク機構の坪井明人教授らが二重盲検ランダム化比較試験で先ごろ見出した。丸善製薬㈱が製造販売する、「ブライトニングパイン(グルコシルセラミド含有パイナップル果実抽出物)」を使った試験で確認されたもの。同社ではオーラルケア食品への配合提案も始めた。
熱や酸素などに対する安定性が高く、「生きたまま腸管に届く」といわれる乳酸菌の有胞子性乳酸菌(バチルス・コアグランス)について、強い整腸作用のあることをサビンサがこのほど二重盲検臨床試験で見出した。同社が販売している有胞子性乳酸菌の粉末製剤「ラクトスポア」で確認したもので、人への作用が確認されたのは今回が初。サビンサジャパンコーポレーションでは今後、日本での配合提案を強めることにしている。
アダプトゲン製薬(岐阜県多治見市)は、30年の歳月を費やして研究開発を進めてきた、竹エキス「バンブーノイド」を免疫賦活のサプリメントの原料として本格生産を開始した。