日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合(GMJ)会員6社による2013年度コラーゲンペプチド販売量合計は、前年度比3.7%減少の4968㌧となり、5年ぶりに5000㌧を割った。このうち食用販売量は4588㌧と、前年度と比べて238㌧減った。原料としての輸出販売量は伸長し、108㌧増の266㌧になった。
N‐アセチルグルコサミン(以下NAG)の配合提案がふたたび強化されている。保湿作用の美容食品素材として普及が進んだが、近年では関節対応素材としての需要が増加。グルコサミン塩酸塩より少なくても済む配合量が受け、その代替原料的なニーズが強い傾向だ。ただ、ここにきてグルコサミンとNAGは分けて考えるべきだとする強い主張も出てきた。NAGの独自市場創出に向けて原料メーカーがアクセルを踏んでいる。
オリザ油化㈱(愛知県一宮市)は、2014年新原料の第一弾として、痛風につながる可能性のある高尿酸血症の改善作用を機能性として持つ「菊の花エキス」をこのほど上市した。
血糖値を下げたり、アルコールから肝機能を保護したりする働きが確認されている天然物質、ピニトールを高含有するパウダー状の機能性食品素材の販売を、㈱ヘルシーナビ(東京都大田区)がこのほど開始した。メタボリックシンドロームのうち、血糖対応素材として配合提案を進める。
丸善製薬㈱による新素材で、保湿とブライトニングの両作用が期待できるパイナップル果実抽出物「ブライトニングパイン」について、ブライトードニング作用の関与成分は「フィトール」であることを同社がこのほど明らかにした。同成分は天然に存在するジテルベンアルコールの一種で、ビタミンEや同Kの前駆体として知られる。
宮古島発の機能性素材「宮古ビデンス・ピローサ」について、2種類のヒト試験により花粉症症状改善作用と安全性が確認された結果が、このほど「応用薬理」に論文掲載された。また、同素材はこれまでに経済産業省の地域新生コンソーシアム研究開発事業などに採択され、1億円以上の資金を活用し、ヒト試験で抗アレルギー作用、血糖値上昇抑制作用なども確認されている。試験を実施し、同素材の製造・供給も手がける㈱武蔵野免疫研究所(沖縄県宮古島市)では、論文掲載を契機に、全ての研究成果を含めて、「来年度からスタート予定の機能性表示制度で活用してもらえれば」と話している。また、これまで同素材はOEM供給に限っていたが、今後は原料供給も開始する。
フロンティアフーズ㈱(東京都千代田区)は、リコピンを多く含むガックエキス50%含有フリーズドライ(FD)パウダーのサンプル供給を新たに開始した。打錠性などを向上させた利便性のある素材として提案している。
セティ㈱(東京都千代田区)は、雑穀のキヌア新芽由来のビタミンB群「パンモールB‐コンプレックス」を4月15日に上市した。サプリメント用途を中心に、最近話題のスムージーをはじめ、シリアルなど一般食品用途でも提案していくという。
㈱山田養蜂場(岡山県苫田郡)は、メリンジョ由来のレスベラトロールに肌弾力の低下予防作用があることを確認した。千葉大学大学院医学研究院の清水孝彦准教授らとの共同研究成果。この結果は、3月の日本農芸化学会2014年度大会で発表している。