築野食品工業㈱は、イノシトールを配合した健康飲料「わかやぎ」を来月2日に新発売する。販売はグループ会社で工務部門を担当する築野開発㈱を通じて、県内の道の駅や自社サイトの通販などで展開していく。
16種類の乳酸菌を、豆乳を培地に共棲培養した「乳酸菌生成エキス」としてOEM供給するほか、自社製品を販売している㈱ビーアンドエス・コーポレーションは、東京の八王子に研究センターを建設しており、今年12月に竣工する。
インターネット調査がサプリメントの有害事象を短期間で把握するのに有用だとする、厚生労働省研究班の報告書がこのほど公表された。機能性表示食品などで健康食品の流通拡大が予想されるなか、特に特定成分を濃縮したサプリ形状製品の安全性確保は重要な課題となっている。調査は症状の程度、成分・原材料などの製品情報、症状を受けたときの対応等を調べ、結果、ネット調査は有害事象の未然防止、拡大防止を図るうえで有効と考えられるとした。
日本アントシアニン研究会が、八幡物産が販売している機能性表示食品「北の国から届いたブルーベリー」の届出撤回を求めている問題で、同社は20日、この問題の背景には、研究会と同社の間で届出ガイドラインに対する「解釈の相違が根本にある」との見解を示した。研究会側が13日付で公表した文書に対する見解。健康産業流通新聞などの取材に書面で回答した。
日本豆乳協会は、2016年(1~12月)の豆乳総生産量が、前年から2万㌔㍑増えて32万㌔㍑になる見通しを明らかにした。増加した要因には、豆乳鍋などの料理やスムージー、シリアルなどに利用され、需要が増えたことを挙げている。
漢方理論に独自の方材ピラミッド理論を組合わせて独創性の強い健食原料を提案する㈱龍榮総研は、65歳以上では3割近くに上るとされる耳鳴りや難聴を改善する組合せ健食素材の提案を強化する。提案するのは、黒ヒマワリ種の外皮と春黄金花(サンシュユ)の実の混合抽出物で、難聴、耳鳴りの改善に関する臨床試験で良好な結果を得ており、これらエビデンスをベースに本格提案を開始する。
消費者庁は19日、機能性表示食品の届出情報を更新し、「宮古BP(ビーピー)」(㈱うるばな宮古)など、サプリメント形状の加工食品3件、「アマニオイル」(日本製粉㈱)などその他加工食品4件の計7件の情報を新たに公開した。これで今年度に同庁が届出を受理し情報公開したのは全部で43件に達した。
サントリーウエルネス㈱が届け出た機能性表示食品のサプリメント「サントリー グルコサミン&コンドロイチン」を消費者庁が受理し、届出情報を15日公開した。同社からの機能性表示の届出は「サントリー セサミンEX」に続く2品目。今回届け出た機能性関与成分は、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体の3成分だが、研究レビューを行っている。
今年もブルガリア産ダマスクローズとウォーターの国内販売価格が上昇しそうだ。理由は昨年に引続き天候不順による不作。また、収穫時の人件費高騰もあったようだ。複数の輸入商社への取材で分かった。
シェフコ㈱が来夏にも新工場を竣工させる。栃木県鹿沼市の宇都宮中核工業団地内に、このほど約8000坪の工場用地を取得した。最新鋭工場を関東圏にも誕生させる。これにより、天災などに対するリスクヘッジを検討する最終製品販売会社の受け皿になりたい考え。