NEWS速報

植物発酵エキス、青汁など堅調 受託アンケート中間集計(2016.8.1)

 健康産業流通新聞社は健康食品・飲料を中心に受託製造する事業者に半期ごとの生産状況、今後の見通しなどについてアンケートし、市場の方向性を探る企画を進めているが、今年上半期の状況は昨年同様にインバウンドの恩恵を受けた植物発酵エキスや青汁などの素材が堅調に伸びたことが分かった。ただ一方で「(インバウンドが影響した)一時期の勢いは無い」との意見も出ており、その特需に頼らない国内の需要喚起と新たな新素材の登場が下半期の動向に求められる傾向が伺えた。

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太田胃散が初の届出 機能性表示 今年度59商品に(2016.8.1)

 機能性表示食品の届出情報更新が1日にあり、㈱太田胃散が届け出たサプリメントなど8品目が新たに追加され、今年度の受理件数が59件となった。制度施行以来の届出総数は369品目。

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6月のサプリ支出17.6%増に 総務省家計調査(2016.8.1)

 総務省統計局が7月29日に公表した2016年6月の家計調査速報(二人以上世帯)によると、1世帯当たりの健康保持用摂取品(サプリメント)の支出額は1417円となり、前年同月比は名目17.6%増だった。2ケタ増は4カ月連続。

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備前化成、マカエキス末の取扱い開始 幅広く用途提案(2016.8.1)

 健康食品の受託製造、素材製造販売の備前化成㈱はこのほど、薬用ハーブ・滋養強壮素材として人気のマカの有用成分を抽出・粉末化した「マカエキス末」の取扱いを開始した。錠剤や顆粒、カプセルといった健康食品製剤から、ドリンクやスープなど幅広い用途に提案していく。

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義務化対象「全ての加工食品」に 検討会が議論の方向性の柱据える(2016.7.28)

原料原産地検(7月26日、東京・港区)

 「容器包装された全ての加工食品を対象に義務化の議論を進めていく」。消費者庁と農林水産省共催の「加工食品の原料原産地表示制度に関する検討会」(森光康次郎座長・お茶の水女子大学大学院教授)は26日、原料原産地表示の義務化対象を、食品表示法の適用範囲内にある容器包装された加工食品全てを対象にするという方向性の柱を据えた。今秋の中間とりまとめに向け、具体的な中身を詰めていく。


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肝機能検査値の低下を訴求 セラバリューズ、機能性表示食を発売(2016.7.28)

 ㈱セラバリューズは27日、機能性表示食品として届け出ていたサプリメント「肝臓の健康にセラクルミン」を通信販売で新発売した。クルクミンを機能性関与成分としたもので、「肝機能検査値の低下」機能を訴求する。同品の届出は、昨年12月28日付で受理されていた。


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香醋の機能性表示食、届出へ 来春目途に フレグライド研究会(2016.7.28)

 中国産・香醋の機能性研究を進めるフレグライド研究会は28日、内臓脂肪減少作用に関する新たな研究成果を発表した。これまではマウスでの試験成果だったが、今回は健常者対象の臨床試験結果で、機能性表示食品の届出を視野に入れたもの。研究会の辻野義雄代表は、「早ければ来春までに書類を届け出る」意向だ。


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不当表示366件を改善指導 東京都 15年度ネット監視結果(2016.7.28)

 東京都生活文化局は、2015年(平成27年)度の景品表示法に基づくインターネット広告・表示の監視結果を発表し、この中で366件(349事業者)の不当表示等について改善指導したことを明らかにした。また、消費者庁に監視指導の強化や広告表示の適正化に向けた施策の推進を要望したほか、関係団体等にも関係法令順守の周知や各種方策に取組むよう要望した。


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アオバナやヨーロッパナラ、非医と考察 厚労研究班(2016.7.25)

 食薬区分判定の基礎資料になる厚生労働省研究班の2015年度報告書がこのほど公表された。この中で、新規の化学物質4成分、植物由来物質5成分の検証が行われ、化学物質の「N―アセチルノイラミン酸」、植物由来物質の「アオバナ」「ヨーロッパナラ」「イナゴマメ(カロブ)の莢」は非医薬品として考察されるとした。

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シンギー、原料供給に乗り出す 第1弾は「丹参葉」(2016.7.25)

 ㈱シンギーが漢方系健康食品原料の販売を始める。これまでは受託製造に特化していたため原料供給には対応していなかった。第1弾素材として、強心作用などがあるとされる「丹参葉(タンジンヨウ)」のエキス粉末を供給する。

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