北海道経済産業局が6日に発表した「北海道バイオレポート2016」によると、15年度(平成27年度)の道内バイオ産業の売上高(見込み)は前年度比6.1%増の631億円と、調査開始以来16年連続で増加する。また、81%の企業が黒字となるほか、従業員数も3年連続で伸びるなど、地域経済を支える産業に成長している。
健康食品受託の三生医薬㈱は7日、静岡県富士宮市南陵の富士山南陵工業団地内に新工場を建設する計画を発表した。昨今の国内需要の拡大、市場からの製剤イノベーションのニーズ、進化し続ける顧客の品質・納期改善への期待に応える。既に約1万坪の用地を取得、建物面積は約3000坪で、今年度中に着工し、17年10月に稼動する予定。
機能性表示食品の届出情報更新が8日、9日の2日連続であり、サプリメントが1品ずつ追加された。追加商品の機能性関与成分は、クロセチン、ターミナリアベリリカ由来ポリフェノールの2成分で、いずれも初の受理。
㈱梅丹本舗が製造販売する「古式梅肉エキス」から、世界反ドーピング機構の指定禁止物質である通称「ボルジオン」が検出された問題で、同社は6日、本検査で同物質の含有が確定されたと発表した。推定で1g当たり10~20ngの含有が確認されたという。
今週10日から12日までの3日間、パシフィコ横浜会議センターを会場に「第16回日本抗加齢医学会総会」(山岨達也会長・東京大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科学分野教授)が開催される。
総務省統計局が5月31日に公表した2016年4月の家計調査速報(二人以上世帯)によると、1世帯当たりの健康保持用摂取品(サプリメント)の支出額は、前年同月比が名目12%増の1251円と、2カ月連続の2ケタ増を記録した。
消費者庁は6日、機能性表示食品の届出データベース(https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/)の情報を更新し、昨年度の届出情報をデータベースに収載した。これで全ての機能性表示食品の届出情報がデータベースで確認可能になった。あわせてスマートフォンなどでデータベースを閲覧するための2次元コードもホームページなどに掲載した。
富士フイルム㈱は、サラシア由来サラシノールを関与成分に「糖の吸収を抑える」などを表示する機能性表示食品「飲む食べる私のサプリ」の販売が計画を大きく上回る約2倍の数量を売り上げていると発表した。今後はダイエット商材の需要期に向け、主要都市でのサンプリングやメディアへの掲載など引き続きプロモーション活動を強化し認知を高める。
通信販売の㈱わかさ生活が、機能性表示食品の販売を一部ドラッグストアで始める。販売するのは、機能性表示食品のサプリメント「ブルーベリーアイEX」と「ルテインEX」の2商品。販売先は、マツモトキヨシとキリン堂の各店舗。1日発表した。