敏感肌用のスキンケアクリームなどを手掛けるユースキン製薬(川崎市川崎区)が食品事業に乗り出す。その第1弾として花粉など鼻の不快感軽減を訴求する機能性表示食品の販売を12月から始めた。シソ葉エキス配合の医薬部外品・化粧品「シソラ」ブランドを用いる。同社が食品の取扱いを始めるのは初めて。
消費者庁は19日、健康食品などを扱うハハハラボ(東京都墨田区)の機能性表示食品に対し、措置命令を出したと発表した。機能性表示食品に対する措置命令は今回で4例目となる。命令を下した日付は今月7日。
一般用医薬品、医薬部外品、健康食品などのヘルスケア商品の開発・製造販売を行うシオノギヘルスケア(大阪市中央区)が海外展開を本格化させる。自社ブランドの健康食品・医薬品を来年度中に台湾市場へ投入する予定だ。台湾最大の薬品製造会社のBoraグループ傘下のBoraヘルスと台湾におけるOTC医薬品や、健康食品の独占的な販売提携契約を締結したと13日発表した。将来的には、販売提携に止まらず、Boraグループ製造事業の中心であるBora製薬との共同商品開発の可能性も含めて模索していく。
ジェネリック医薬大手の東和薬品の子会社で健康食品受託製造の三生医薬(静岡県富士市)が、同業のカマタ(東京都大田区)の全株式を取得し、完全子会社化すると11日発表した。株式譲渡実行日は2024年1月5日。
消費者庁は5日、健康食品等をインターネットで販売するアリュール(東京都品川区)に対し、景品表示法に基づき措置命令を下した。機能性表示食品への措置命令は3例目となる。今年6月に健康食品業界を震撼させた、さくらフォレスト(福岡市中央区)が措置命令を受けた事例とは違い、今回問題となったのは「行き過ぎた広告宣伝」のみだった。
メタジェン(山形県鶴岡市)が、サイキンソー(東京都渋谷区)に対し第三者割当増資による出資を行い資本業務提携し、戦略的パートナーシップ関係を構築した。両社は共に国内有数の腸内環境研究を専門事業とする企業。28日に発表した。
ヤクルト本社は19日、優れた販売実績をはじめ、他の販売スタッフの模範となる活躍をしたヤクルトレディなどを表彰する「2023ヤクルト世界大会」を、福岡県のマリンメッセ福岡で開催した。11回目となる今回の世界大会は、新型コロナの影響により18年大会以来の5年ぶり。当日はヤクルトを販売している40カ国・地域から、約3000名(関係者含む)が出席した。
消費者庁は14日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに4件の届出を発表した。これにより、2023年度I番台の届出数は749件となった。前回の届出更新が行われた10日は新規届出が6件だったため、2回続けて一ケタ台の届出数となっている。
金印(名古屋市中区)は13日、わさび由来成分に、高齢者の記憶機能のうち2種類の記憶を改善する働きのあることが新たにヒト試験で確認されたと発表した。同社と東北大学の川島隆太教授らグループの研究成果。論文は学術誌「Nutrients」のオンライン版に先月30日に掲載された。