ヤクルト本社は19日、優れた販売実績をはじめ、他の販売スタッフの模範となる活躍をしたヤクルトレディなどを表彰する「2023ヤクルト世界大会」を、福岡県のマリンメッセ福岡で開催した。11回目となる今回の世界大会は、新型コロナの影響により18年大会以来の5年ぶり。当日はヤクルトを販売している40カ国・地域から、約3000名(関係者含む)が出席した。
消費者庁は14日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに4件の届出を発表した。これにより、2023年度I番台の届出数は749件となった。前回の届出更新が行われた10日は新規届出が6件だったため、2回続けて一ケタ台の届出数となっている。
金印(名古屋市中区)は13日、わさび由来成分に、高齢者の記憶機能のうち2種類の記憶を改善する働きのあることが新たにヒト試験で確認されたと発表した。同社と東北大学の川島隆太教授らグループの研究成果。論文は学術誌「Nutrients」のオンライン版に先月30日に掲載された。
「免疫機能の維持」を訴求する機能性表示食品3品目が市場に投入される。今年4月に届出公開されていた、酢酸菌GK‐1を機能性関与成分とするサプリメント「ディアレプラス」の販売をキユーピー(東京都渋谷区)が12月4日から開始する。最終商品の販売とともに原材料のBtoB事業も進める。すでに原材料についてはサンプルワークが進んでおり、最終商品の販売と合わせ酢酸菌事業に本腰を入れる。
CBD(カンナビジオール)展示会「CBDジャーニー&カナコン2023」が今月2~3日にかけて、東京・渋谷ストリームホールで開催された。参画する企業・ブランド・自治体・大使館・団体等は100を超え、CBDに特化した展示会としては日本最大級。大麻取締法改正案の国会審議を目前に控え、来場者数は2日間で過去最大の2600人を超えた。
ファンケル(横浜市中区)のサプリメント事業が回復基調にある。2日発表した2024年3月期第2四半期のサプリメント事業の売上高は、対前年比13.4%増の213億9400万円、セグメント利益は同109.2%増の29億3800万円の増収増益だった。この3年で低調だったインバウンド売上も大きく回復し、前年同期の4000万円から10.9億円に拡大した。
オリザ油化(愛知県一宮市)の子会社、オリザタイランド(バンコク)は、美容健康素材のトマト種子エキス「リコリフト」が、タイ国食品医薬品承認局より新規食品(ノベルフード)として承認されたと発表した。今後、「リコリフト」のタイ国内への輸入、販売、サプリメントへの配合が可能となる。タイにおけるノベルフードの承認は桜の花エキスについで2件目。同社が23日発表した。
今秋の臨時国会で提出される予定の大麻規制法改正案に向け、大手企業のCBD(カンナビジオール)市場への参入が注目される中、ユーグレナ(東京都港区)がCBDを配合したサプリメントの販売を今月10日から開始した。有名企業の参入は市場活性化の大きなポイントの一つに挙げられているだけに、今回の同社の動きが市場にどのような影響を与えるかが注目される。
神明(東京都中央区)は、九州大学発の創薬ベンチャー企業SENTEN Pharma(福岡市博多区)と資本業務提携契約を締結し、ヘルスケア事業に本格参入することを4日発表した。今後、米に含まれるガンマオリザノールなどの成分が持つ機能性を活かした商品開発を行い、サプリメントや食品事業を展開していく。