健康食品受託製造のシェフコは、昨年稼働した新工場に300型(約1000㍑)と120型(約400㍑)の流動層造粒機を計2台、新たに導入した。既存工場と合わせると同機の保有台数は計5台になり、青汁やプロテインなど顆粒状製品の製造キャパシティが従来比でおよそ2倍に拡大。10㌧単位の新規受注でも迅速に対応できる体制を整えた。
アンチ・ドーピング認証「インフォームド・チョイス」を展開する英LGC社の日本総代理店バイオヘルスリサーチリミテッドは5日、新たな認証取得製品を公表した。
26日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、コラーゲンペプチドを機能性関与成分にした届出が新たに追加された。コラーゲンペプチドの届出が受理されたのは、制度施行初年度の2015年4月以来2件目。前回の届出は膝関節への働きを訴求するものだったが、新たな届出のヘルスクレームは、「肌の潤いに役立つ」となっている。
財務省の沖縄地区税関が24日に発表した「主要食料品・飲料の輸出動向」(速報)によると、種類別で「健康食品・乳幼児用食品」が「飲料」を抜き初めて輸出金額でトップとなった。業界関係者によるとフコイダン製品などの輸出急増が要因ではないかとしている。
武田薬品は26日、米国のヘルスケア専門会社「Unipharm」との間で、サプリメントや一般用医薬品の販売権取得に関する基本契約を締結したと発表した。武田はこれらの製品について今後、新興国事業における主要国であるロシアを中心に販売していくという。
日本健康・栄養食品協会(日健栄協)の新春賀詞交歓会が25日、都内で開催され、来賓として消費者庁の赤﨑暢彦食品表示企画課長(川口康裕次長代理)、厚生労働省の宇都宮啓生活衛生・食品安全審議官ほか、両省庁の担当者が出席した。
コカ・コーラシステムは、昨年1月から販売開始しているローズヒップ由来ティリロサイドを機能性関与成分とした機能性表示食品「からだ巡り茶 アドバンス」のパッケージをリニューアルし、29日から売り出す。発売日翌日からは、モデルの泉里香さんを起用したテレビCM「『#脂肪燃焼中』篇」を全国で放映するなどして、主要ターゲットとする女性層の需要を掘り起こす。CMでは、泉さんが〝脂肪燃焼中な私〟を演じ、〝#脂肪燃焼中〟と表示するという。
ラフマ抽出物のエビデンスを常磐植物化学研究所が拡充した。同社によると、臨床試験を新たに実施し、寝つき・熟睡感の向上▽作業に伴う一時的な精神ストレスの緩和▽集中力の維持──といった機能性を確認。試験結果をまとめた論文は、今月末発行の「薬理と治療」に掲載されるという。