日本通信販売協会の新年賀詞交歓会が12日、都内であり、例年通り消費者庁の川口康裕次長が出席した。川口消費者庁次長はあいさつで、機能性表示食品の届出件数は12日時点で1119件に達したとしたうえで、「特定保健用食品の許可件数を上回ることができた。ご協力に感謝いたしたい」と参加者に謝辞を述べた。制度が短期間のうちに多くの企業に活用され、一定の成果を収めていることを強くアピールしたものといえる。
公益社団法人・日本食品衛生協会の2018年新春賀詞交歓会が15日、明治記念館で開催された。来賓として挨拶した加藤勝信厚生労働大臣は、「わが国の食品衛生管理を国際標準と整合性のあるものとするなど、食品安全の確保を図るための食品衛生法の改正案を次期通常国会に提出するべく準備を進めている」と述べた。
機能性表示食品で初めて生鮮魚の届出が受理されたことが、10日に更新された消費者庁の届出データベースで分かった。生鮮食品では12件目(うち1件はすでに撤回)となる。生鮮食品のうち、EPA・DHAを機能性関与成分とするものは今回が初めて。これまではβ‐クリプトキサンチン、大豆イソフラボン、GABAに限られていた。
厚生労働省は、業界団体などが要望していた、食薬区分の照会に関わる「事前相談窓口」の設置に応じない方針を示した。健康食品産業協議会のほか日本バイオ産業人会議、在日米国商工会議所が、内閣府の規制改革ホットラインを通じて要望していた。ホットラインを運用する規制改革推進室が、厚労省の回答を9日までに公開した。
日本通信販売協会が9日公表した会員企業130社対象の2017年11月度通販売上高調査結果によると、健康食品は前年同月比4.2%減の134億8100万円だった。5カ月ぶりに売上高を130億円台に乗せたが、前年同月割れは3カ月連続となる。
消費者庁は昨年12月27日、機能性表示食品の届出ガイドラインの一部改正を行い、即日施行した。改正内容も同庁ウェブサイトで同日公表。
ファンケルは、外部との連携強化や中国などのアジア圏を中心とした海外展開を成長ドライバーにするなどの、2020年までの3カ年の新たな中期経営計画を策定する。4日に行われた島田和幸社長の年頭訓示で今後の施策を明らかにした。
ゼラチン・コラーゲンペプチド供給大手のニッピが、およそ33億円を投資し、日本国内に新たなコラーゲンペプチド製造工場を建設する。今月に着工し、来年3月に完了予定。昨年12月27日に開催した取締役会で決議した。
アサヒカルピスウェルネスは1日、中国越境ECサイトの「京東全球購」に出店した。機能性表示食品「ラクトウェル」など「カルピス健康通販」の商品を中心に販売する。