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トマト種子、「機能性」めざす 抗糖化と肌の弾力維持 (2021.4.8)

 オリザ油化(愛知県一宮市)がトマト種子エキスを配合した機能性表示食品を最終製品販売会社等が販売できるよう準備を急いでいる。トマトジュースなどトマト加工品を製造する際に大量廃棄される種子を原料にしたもので、ヘルスケアだけでなくSDGsにも貢献できる素材。機能性については、肌に含まれるコラーゲンおよびエラスチンのリサイクル促進機能やバリア機能の他、弾力維持・改善機能などが期待できることをこれまで明らかにしている。SDGs対応および機能性表示食品対応素材として、肌の弾力維持機能などを表示できるようにしたい考えだ。 

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「膣内環境」サプリが市場へ 通販と医療機関で展開(2021.4.8)

雄飛堂「ココラクト」①

 膣内環境に対する働きを訴求する機能性表示食品のサプリメントが市場に投入される。女性のデリケートゾーンに対応するサプリメントはこれまでも市場に流通していたが、機能性表示食品によって謳えるようになった〝膣内環境改善〟の新たなヘルスクレームに、消費者がどう反応をみせるのか注目される。

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ティーライフ 措置命令に反発(2021.4.8)

Tライフ_①①

 健康食品通販のティーライフ(静岡県島田市)に対して消費者庁は3月23日、景品表示法に基づく措置命令の行政処分を行い、発表した。主力製品『メタボメ茶』の商品同梱冊子の中で、痩身効果に関わる優良誤認表示を行っていたとして景表法違反を認定。同庁と公正取引委員会の事務総局中部事務所が共同で調査していた。しかし同社は措置命令に強く反発している。行政処分の取り消しを求める訴訟を提起することなどを取締役で決議したと即日公表し、国と争う姿勢を鮮明にした。

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原材料市場での存在感 より高く  (2021.4.8)

事業戦略インタビュー_龍泉堂_塩島社長①

 エラグ酸(アフリカマンゴノキ抽出物)や非変性Ⅱ型コラーゲン(鶏軟骨抽出物)など機能性食品原材料の販売を手掛ける龍泉堂(東京都豊島区)が今年、創業40周年を迎える。この間に同社は、事業基盤を最終製品販売から原材料販売に大きくシフトさせた。その狙いや足もとの業績、今後の成長戦略などを塩島由晃社長兼CEOに聞いた。

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5-ALA巡り注意喚起 国内製造元「模倣品が流通」(2021.4.8)

01 5-ALA写真差し替え①

 製造方法等に関する知的財産権や食品衛生法の規定に抵触する可能性のある5‐ALA(5‐アミノレブリン酸リン酸塩)を配合した商品の国内流通が認められるようになったとして、5‐ALAを国内自社工場で製造・販売するネオファーマジャパン(東京都千代田区)が、消費者やサプリメント・健康食品業界関係者などに向け、注意喚起を行っている。

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育毛作用巡り追加知見フラバン、生体への機能示唆(2021.3.25)

 東洋新薬(本部・佐賀県鳥栖市)は3月22日、独自素材「フラバンジェノール」(登録商標)について、生体で育毛作用を示すことを動物試験で確認した他、血流改善による育毛作用を細胞試験で確認したと発表した。

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湧永製薬 グローバル展開を加速 (2021.3.25)

湧永合体①

 独自素材の熟成ニンニク抽出液を用いたサプリメントを国内外で展開する湧永製薬(大阪市淀川区)が、ヘルスケア事業を核にグローバル展開を加速させる。海外事業の中心となる米国はじめ、今後、拠点を設けることを計画する欧州での販売展開を強化するとともに、これまで手薄だった東南アジアエリアでの販売にも力を入れる。3月17日に都内でメディア向けセミナーを開き、湧永寛仁社長が今後の事業方針を示した。

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ラビリンチュラとナンノクロロプシス 微細藻類、沖縄からお届け (2021.3.25)

金秀バイオ A ①②

 健康食品および健康食品原材料製造・販売の金秀バイオ(沖縄県糸満市)が微細藻類を自社工場内で培養できる技術を確立した。培養した微細藻類の粉末化も自社工場内で手掛け、まずは自社製品の販売に乗り出し、体制が整い次第、原材料販売も展開していく計画だ。主力のモズク由来フコイダンに次ぐ柱を育てようと6年の歳月を費やした開発テーマを事業化する。培養技術の確立にあたっては官学から協力を得た。

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日本生物科学 ナットウキナーゼ、提案強化 (2021.3.25)

 日本生物科学研究所(大阪市福島区)は、主力原材料として手掛けるナットウキナーゼ高含有納豆菌培養エキス「NSK‐SD」の提案を強めている。機能性表示食品の機能性関与成分として届出実績のある利点を生かし、血圧降下のヘルスクレームを訴求できるサプリメント開発につなげていく方針だ。

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ファーマフーズ 機能性素材事業、5年後の姿(2021.3.25)

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東証二部から東証一部指定銘柄に変更された今期(2021年7月期)、400億円を超える連結売上高を予想するファーマフーズ(京都市左京区)。予想伸び率は前期比約160%の増加で、今期売上高370億円を窺う通販事業が業績を強くけん引している。とはいえ、同社は元々、そして今も、研究開発型の機能性食品素材メーカーだ。通販事業の成長が著しい中で、GABAを軸とする機能性素材事業を今後どう成長させようとしているのか。機能性素材事業を担当する堀江典子・常務取締役に3月16日、オンラインで取材した。

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