機能性表示食品の届出をスムーズに行うためのノウハウや販売手法など、事業者にとって実践的な情報を伝えることを目的にした「機能性表示食品実践セミナー」の第2回目が8月5日、㈱東洋新薬の東京支店内で開催された。販売会社など業界関係者を中心に約40名が参加し、今年4月に行われた第1回目に続き会場は定員に達した。
健康食品通信販売の㈱わかさ生活が、小売大手のセブン&アイを通じて機能性表示食品の販売を始めた。今年4月に届け出ていた「ブルーベリーアイ Drink」について9日、全国のセブンイレブンやイトーヨーカドーなど計1万9000店舗で順次販売を開始。同品とは別の機能性表示食品についてはチェーンドラッグストア大手で取り扱われており、機能性表示食品を通じて販路の拡大に舵を切った。
機能性関与成分検討会の第7回会合の中で、日本栄養士会の迫和子委員が、機能性表示食品の届出に関わる「手数料」を徴収する必要性に言及した。
機能性表示食品を巡る製薬企業の動きがやや活発化している。大手のエーザイ㈱が美容訴求食品を届け出ていたことが、8月2日の届出情報更新で分かったほか、大正製薬㈱は、第1号となる機能性表示食品を来月1日から市場投入する。分社化したコンシューマーヘルスケア事業の営業を来年4月から開始する武田薬品工業㈱は、通信販売で展開しているユーグレナ健康食品の販売好調が伝えられており、製薬業界は同社の動向を注視している。
消費者庁が機能性表示食品制度について昨年度実施した調査・検証事業の結果が出揃いつつある。制度に関する消費者意向調査については先月30日にあった機能性関与成分検討会第6回会合の配布資料の中で、より詳しい結果が示された。届け出られた研究レビュー検証事業の結果は「報告書」として詳細が7日に公表。残すは、商品買い上げのうえで含有量分析などを行った、機能性関与成分に関する検証事業のみとなっている。
機能性表示食品「北の国から届いたブルーベリー」の届出撤回を求める日本アントシアニン研究会。同品の研究レビューで採用された文献に用いられたビルベリーエキスと同品に配合されているそれは「異なるメーカーのもの」だと指摘したうえで、同等性に疑問を投げ掛ける。当該文献に用いられているビルベリーエキス「ミルトセレクト」(登録商標)を供給するインデナジャパン㈱はどう考えているのか。川田晋取締役に話を聞いた。
日本健康食品規格協会(JIHFS)は6月27日、第7回定期総会記念講演会を東京・神田錦町の学士会館で開催した。この中で、東京農業大学大学院の上岡洋晴教授は、同氏らが独自に行った、届け出られた機能性表示食品のシステマティック・レビュー(SR)の質評価研究の結果について講演した。評価項目によっては不十分な届出があったと指摘。また、特に記載内容不十分で評価に迷った場合が多かったと述べ、今後の制度運用改善でこれらが解消され、SRの質が向上することに期待を示した。