消費者庁は11日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに69件の届出を公開した。これにより2024年度J番台の届出数は1507件になり、機能性表示食品制度が始まってからの年間最多届出数を更新した。これまでの同最多届出数は21年度G番台の1445件だった。
総務省統計局が、6月6日付で公表した2025年の家計調査報告4月分(2人以上の世帯)では、健康食品・飲料やサプリメントなどが含まれる「健康保持用摂取品」の1世帯当たりの支出額は1301円で、前年同月比実質は34.4%増となった。増加は3カ月ぶり。
ファンケル(横浜市中区)が今年4月中旬から販売開始した機能性表示食品のサプリメント「ウェルエイジ プレミアム」が、販売計画を大幅に上回る売れ行きを示している。具体的な販売量は明かしていないが、計画比400%の販売量に達した一方で、主要原料のキンミズヒキが材料不足の状況にあり、「安定的な製品の提供が伴わない」ことから一時販売停止とすることを4日発表した。販売再開は今秋以降だとし、現在、キンミズヒキの栽培調整を進めているという。
日本生物科学研究所(大阪市福島区)は27日、創業50周年記念祝賀会を大阪・リーガロイヤルホテルで開催し、健康食品関連の取引先など国内外から約200名が参集した。ナットウキナーゼで市場をリードする同社だが、次の柱商材としてアスタキサンチンを事業化する方針を明らかにした。