国内のドラッグストア売上高が8.7兆円にのぼることが、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の調べで分かった。前年からの伸び率は2.0%増。OTC医薬品や健康食品・サプリメントなどで構成される「調剤・ヘルスケア」の伸びが全体の売上高を押し上げたほか、化粧品などの「ビューティーケア」「フーズ・その他」のカテゴリーも前年の販売実績を上回った。
総務省統計局が、10日付で公表した2023年の家計調査報告1月分(2人以上の世帯)で、健康食品・飲料やサプリメントなどが含まれる「健康保持用摂取品」の1世帯当たりの支出額は、前年同月比実質4.1%減となった。
各種健康食品原材料を取り扱うCBC(東京都中央区)が、乳酸菌や酵母などの研究及び販売を80年以上続ける大手乳酸菌原材料メーカーのLALLEMAND社が手掛ける複数のサプリメント向け乳酸菌原材料を国内展開する。ストレス関連のヘルスクレームを想定した機能性表示食品の展開も計画しており、展示会などで積極的な情報発信を行う方針だ。