健康食品業界の健全な発展と消費者の信頼回復を目的に、受託(開発)製造企業を中心とする業界団体 一般社団法人 日本健康食品工業会(東京都品川区)が2025年1月に発足した。発起人はアピ(岐阜県岐阜市)、AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)、アリメント工業(山梨県南巨摩郡)、三生医薬(静岡県富士市)の4社。会長にはアピの野々垣孝彦社長が就く。
市場調査会社の矢野経済研究所は21日、医療現場で使われる流動食について、腸の調子を整える食物繊維の配合が増えているといった、栄養剤(医薬品)、流動食、栄養補給食品市場に関する現状をまとめた市場調査を発表した。
健康食品受託製造大手の東洋新薬(本部・佐賀県鳥栖市)が機能性表示食品対応原材料として提案している「インドマンゴスチン」に5つ目となる新たなヘルスクレームが加わった。「インドマンゴスチン由来ガルシノール」を機能性関与成分に、内臓脂肪・腹部総脂肪の減少、高めのBMI低下のヘルスクレームを訴求する機能性表示食品のサプリメント「インドマンゴスチンタブレットT」が1月23日付で届出公開された。
サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)は、有胞子性乳酸菌「ラクトスポア」のラインナップを拡充し、販売を開始する。これまで1gあたりの菌数を60億個に規格した原材料を販売してきたが、新たに1gあたりの菌数150億個と1000億個で規格した原材料を販売する。活況を呈するプロバイオティクス市場で、ニュースペックの原材料を投入し、ラクトスポアのシェア拡大を図る考え。