グルコサミン塩酸塩で保湿機能を訴求する機能性表示食品の届出情報を、消費者庁が9日、公開した。届け出たのは原料メーカーのプロテインケミカル㈱で、届出表示は「グルコサミン塩酸塩は肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する機能があることが報告されています」。
日新蜂蜜㈱は、抗アレルギー作用を持つ「醗酵黒じゃばら」を上市した。同社では花粉症緩和作用を確認しているほか、ナリルチン以外の機能性関与成分として、香り成分でもあり抗アレルギー作用が認められている5‐HMFを特定した。花粉飛散シーズンを前に、同知見により提案を推進する。
キッセイ薬品工業㈱は2日、販売していた特別用途食品(特用)の2商品について、許可基準に合わないことが判明したため販売を取り止めると発表した。2商品とも許可基準型特用の一つである低タンパク食品で、タンパク質含量が許可基準より僅かに多かった。背景には、社内に許可基準や製品規格に関する事実誤認があり、その点に対するチェック体制の不備もあったとしている。
㈱エコロジーヘルスラボは、ムクナの摂取により認知機能が改善することを動物試験で確認した。同研究は、中小企業庁の平成26年度補正「ものづくり・商業・サービス革新補助金」に採択されたもので、東京農業大学と共同実施した。
機能性表示食品の今年度届出件数が、10月31日までに計179品目となった。昨年度届出分と合わせると486品目。11月上旬のうちに500品目に到達する可能性が高い。
必須アミノ酸ロイシンの代謝産物「HMB(3‐ヒドロキシ -3 ‐メチルブチレート)」を機能性関与成分にした機能性表示食品の届出を消費者庁が受けつけ、10月28日に公開した。届け出たのは、HMBカルシウムを製造販売している原料メーカーの小林香料㈱。
㈱ファンケルは10月28日、同社の化粧品主力工場である「ファンケル美健 千葉工場」について、新たに化粧品とサプリメントの〝複合型工場〟として稼働を始めたと発表した。