国民生活センターは15日、アルミパウチなど容器入り水素水や生成器で作る水素水19銘柄についてテストを実施、水素水には公的な定義はなく、各商品の水素溶存濃度も様々などとして消費者に注意を呼びかけた。同センターでは、今年3月にも水素水に飲用による効果無しのテスト結果を公表していた。
ビルベリー由来アントシアニンを機能性関与成分にした機能性表示食品の届出がまた追加された。12日の届出情報更新で、およそ8カ月振りに新規公表されていたが、14日の更新でも新たに1品目が追加。届け出たのは健康食品通販大手の㈱えがおで、「ピント調節機能を助け、目の疲労感を軽減することが報告されています」と表示する。
英国LGC社と㈲バイオヘルスリサーチリミテッド(以下BR社)、㈱ドームは15日、都内でLGC社のアンチドーピング認証「インフォームドチョイス」に関する記者会見を開き、LGC社はBR社を日本総代理店とするスポーツサプリメント認証事業を開始すると発表した。
12日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、ビルベリー由来アントシアニンを機能性関与成分にした届出が、およそ8カ月振りに追加された。届け出たのは㈱ファインで、届出表示は「ビルベリー由来アントシアニンはピント調節機能をサポートし、目の疲労感、目の乾きを緩和する作用が報告されています」。
帝人㈱が取扱うレジスタントスターチなどの栄養成分豊富な大麦「バーリーマックス」を用いた最終製品が、来年1月から市場に登場する。1月4日に日清シスコ㈱がグラノーラで先行し、2月と3月に㈱はくばくがミックス雑穀ごはんと同大麦単一雑穀品を上市する。
誤認防止へ6つの法令を解説 東京都 健康食品取扱事業者講習会(2016.12.12)
東京都は8日、都内の健康食品事業者を対象にした「平成28年度健康食品取扱事業者講習会」を、東京・練馬の練馬文化センターで開催、事業者など741名が参加した。6月に一部を改正した法律案が公布された特定商取引法をはじめ、食品表示法など健康食品が係る6つの法令解説が行われたほか、機能性表示食品の適正広告自主基準が説明された。
経済産業省は2017年2月2日と13日に名古屋市と東京都で農産物・食品の輸出促進シンポジウムを開催する。同省が力を入れている農商工連携政策の一環として行うもので、農産物と食品に直接関連するシンポジウムを開催するのは珍しい。
消費者庁は、特定保健用食品制度について、表示許可後に有効性や安全性に関する「新たな科学的知見」を得た際は同庁への報告を義務付けることを柱とする、内閣府令改正案を5日までに取りまとめ、同日から意見募集を開始した。来年1月4日まで募集し、2月上旬に施行する。
難消化性デキストリンを機能性関与成分にした機能性表示食品を届け出ても、届出情報公開までに300日以上も掛かる場合がある──。5日と6日に京都で開催された日本抗加齢協会の第1回学術フォーラムで、こんな届出事例が紹介された。
世界50カ国以上で熟成ニンニク抽出液を配合したサプリメントブランド「キョーリック」を販売展開する湧永製薬㈱は、来年1月から同ブランドの日本での販売を開始する。まずはサプリメントとして販売し、年明けからエビデンスの収集を進め、再来年を目途にトクホや機能性表示食品での展開を狙う。