特定商取引法の改正に向けた消費者委員会の検討が後半戦に入った。10月26日、同委の特定商取引法専門調査会(後藤巻則座長・早稲田大学大学院法務研究科教授)が2カ月ぶりに再開。今後の論点を7点に絞ることを決めたほか、11月6日には美容医療契約を同法の適用対象とし、対象の範囲について施術ごとに具体例を示す方向で議論を進めていくことにした。
特定保健用食品(トクホ)を含む健康食品全般の表示広告や、トクホの制度や運用のあり方について検討する、消費者委員会の「特定保健用食品等の在り方に関する専門調査会」(寺本民生座長・帝京大学臨床研究センター長)が5日に開催され、トクホを含む健康食品の表示・広告について議論した。
東京都福祉保健局は10月29日、都民の健康や医療に関する意識の把握を目的に毎年実施している「平成26年度東京都福祉保健基礎調査」の概要を発表した。このなかで、健康食品を使用したことがある人の割合は約6割、使用きっかけは「健康の維持が必要と考えた」が約4割、「テレビ・新聞等で広告を見てよさそうだと思ったため」が2割弱と続き、「病気の予防や治療のため」も1割強いた。一方、健康食品使用で体の不調を感じたことがある人は利用者の4%、93%は「体の不調を感じたことはない」と答えた。
食品安全委員会の「いわゆる『健康食品』に関する検討ワーキンググループ」(脇昌子座長・静岡市立静岡病院副院長)は19日、健康食品の安全利用を促す消費者向けのメッセージ(『健康食品』に関するメッセージ)案を議論した。メッセージ案は健康食品の安全性、利用者の状態や利用目的、情報に関するものなど全部で19項目に整理。これらを踏まえ健康食品と上手に付き合うための6つのポイントをまとめてある。
政府は20日、日米など12カ国が今月5日に大筋合意した環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の全容を公表した。輸出入する全9018品目のうち8575品目の関税を撤廃、撤廃率は95%に上る。発効後即時撤廃は半数の51.3%。関税を残すのはコメや牛・豚肉、乳製品などの重要5項目に位置づけたもの、雑豆、こんにゃく、しいたけ、海藻など農産物443品目となる。
消費者庁は19日、来春施行予定の課徴金制度導入を含む改正景品表示法の関係政令の整備に関する政令案をまとめた。同政令案は課徴金納付命令を定めた同法8条1項の「売上額」の算定方法や、消費者被害回復のため事業者が所定の手続に沿って自主返金を行う場合の「購入額」算定方法などを定めたもの。
厚生労働省は、2013年(平成25年)度の国民医療費が前年度比2.2%(8493億円)増の40兆610億円と、初めて40兆円台に達したことを明らかにした。国民医療費の増加は7年連続。人口1人当たりの国民医療費も同2.3%増の31万4700円で過去最高だった。国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は8.29%(前年度は8.26%)、国民所得(NI)に対する比率は11.06%(同11.14%)。
消費者庁は、機能性表示食品の届出書の作成にあたり、記載事項の漏れや間違いがないかを届出事業者が確認するためのチェックシート「機能性表示食品の届出書作成に当たっての確認事項」を作成し公表した。同庁ホームページなどで公開している届出書の様式に基づいており、商品名や機能性関与成分など届出書全体に関わるものと各届出様式ごとの主な確認事項等があり、全部で141項目に及ぶ。
東京都福祉保健局は7日、健康食品や化粧品などの広告や表示に関する医薬品医療機器法(旧薬事法)の注意点を解説する「平成27年度医薬品等広告講習会」を、東京・中野の「中野区もみじ山文化センター(なかのZEROホール)」で開催した。当日は、健康食品や化粧品の事業者、広告代理店の担当者など600人超が集まった。
消費者庁は16日と18日に機能性表示食品の届出状況を更新し、サプリメントを中心に7品目を新たに受理、うち3品目は目に対する機能性を表示するものだった。これによりアイケア機能を訴求する機能性表示食品は全体の1割を超える14品目に拡大、存在感が一層高まっている。新規受理品目では、「眼の疲労感」に言及する届出表示が初めて受理された。