タマ生化学㈱はこのほど、同社伊勢原工場で製造するDHA/EPA魚油の全製品についてハラール認証を取得した。併せて、同工場で製造するブルーベリー(ビルベリー)抽出物、カシス抽出物、月見草油といったサプリメント原料のほか化粧品用の植物ステロール脂肪酸エステルでも同認証を取得した。
北海道は1日、道独自の機能性表示制度「ヘルシーDo」の第5回認定13品(9社)を決定した。同制度では初の成分となる「DHA、EPA」を含む「健康数の子」(申請者は井原水産㈱、食品形態は一般食品型)を認定、同商品は水産加工品としても初認定となる。
消費者委員会は、下部組織の2つの専門調査会が先月まとめた中間取りまとめに対する意見募集を開始した。広く意見を募り、秋以降の議論に活かす。今月30日まで同委ホームページや郵送で受け付ける。
総務省統計局が8月28日に発表した15年7月分の家計調査速報によると、2人以上世帯の健康保持用摂取品(サプリメント)の支出額は前年同月比名目1.0%増の1106円の微増だった。前の月と比べて伸び率は低下したが、4カ月連続で伸張した。
Nアセチルグルコサミン(NAG)を機能性関与成分とし、肌の保湿効果を訴求する機能性表示食品の届出が先月、消費者庁に受理されたのを受け、届出者で、NAGを製造販売する焼津水産化学工業㈱が、NAGの原料拡販に乗り出している。同社が実施し届け出た研究レビューを供給先に活用してもらうなどし、NAGを関与成分にした機能性表示食品の増加を図ることで、供給量の底上げを実現したい考え。
消費者庁の板東久美子長官は8月31日午後、記者会見を開き、㈱リコムが機能性表示食品として届け出たサプリメント「蹴脂粒」の取り扱いについて、機能性表示食品の届出要件を満たしているとの判断を示し、届出撤回を求めない方針を正式に明らかにした。エノキタケ抽出物を機能性関与成分とし、内臓脂肪を減少させる働きを訴求する同品は、今秋にも発売される見通し。
㈱リコムは8月31日、特定保健用食品として申請していた「蹴脂茶」について、申請を取り下げたと発表した。自主的に取り下げたという。
消費者庁は、一般会計総額142.0億円の2016年(平成28年)度予算概算要求をまとめた。今年度予算比18%(22億円)の増額要求になる。政府の骨太方針2015を受けて策定した「消費者の安心・安全暮らし戦略2015」に基づき、多様な担い手の参画や連携・協働の強化、制度の実効性の確保・向上、情報収集・提供の強化の3点に重点を置いた要求になった。
消費者庁は8月28日、機能性表示食品の届出情報を更新し、アサヒフードアンドヘルスケア㈱が届け出たサプリメント「ディアナチュラゴールド ルテイン」の情報公開を始めた。届出日は7月17日付。
消費者庁が25日に行った機能性表示食品の届出情報更新で、小林製薬㈱が届け出たサプリメント2商品が追加された。同社が届出番号を取得したのは今回が初で、機能性関与成分は2商品ともルテイン。このほか、㈱東洋新薬が届け出た難消化性デキストリンを関与成分にした加工食品、太陽化学のグループ会社・㈱タイヨーラボが届け出たエピガロカテキンガレート(EGCg)が関与成分のサプリメントもそれぞれ追加された。EGCgでの受理は初。これにより届出番号取得件数は計76件になった。