健康食品・化粧品受託製造のドクターセラム㈱は、同社オリジナル健康食品素材のシルクフィブロインについて、機能性表示食品制度に対応する目的で、9月からプラセボ対照二重盲検臨床試験を始める。
消費者庁は12日、機能性表示食品の届出情報を更新し、新たに2商品の届出受理を明らかにした。これにより、届出番号取得件数は合計69商品になった。届出情報の更新は7月31日以来12日ぶり。
アスタキサンチンを飼料用に原料供給してきたJX日鉱日石エネルギー㈱が、健康食品用として来年度中に原料供給を開始する。当初はアスタキサンチン需要の多い米国から供給を始め、次のステップとして日本や欧州、アジアでの展開も視野に入れている。
食関係のビジネス誘致を目的にした北海道及び北海道企業誘致推進会議主催の「北海道フードビジネスセミナー」が11日、都内で開催され、関係者など約150名が集まった。異業種の農業参入や機能性、付加価値性の高い育種研究など、既にビジネス化された事例を紹介したほか、これらのビジネスを支援する自治体などの取組みについて説明が行われた。
経済産業省が12日に発表した6月の専門量販店販売統計(確報)によると、ドラッグストア(1万3287店舗)の販売額は前年同月比8.6%(352.06億円)増の4440.38億円と3カ月連続で増加した。
日本通信販売協会が10日発表した、会員企業141社対象の2015年6月度通販売上高調査結果によると、健康食品の売上高は164億3700万円と、今年度調査開始(15年4月度)以来の最高額を記録した。化粧品も好調で、157億2000万円と同じく今年度調査で最高額。前年同月比では13.9%増と、今年度調査では初の2ケタ増を見せた。
㈱創健社は、第3次中期経営計画を掲げ2年目となる2016年3月期の第1四半期決算を発表、油脂・乳製品、栄養補助食品など全品目で売上高が前年同期を上回り、20.6%増となる11億1200万円を計上した。
㈱サン・クロレラは、毎日の食生活に取り入れやすい商材として開発したクロレラブランド「クロレラくらぶ」の各種商品を500円で手軽に試せる「ワンコインモニターセット」を3日に投入した。同ブランド発売3周年を記念し行うもので、併せてホームページも刷新し商品情報やレシピなどを紹介するブログを充実させるなど、クロレラの栄養素などに関する訴求を強化していく。
キューサイ㈱は、機能性表示食品として届出番号を取得していた、コラーゲンペプチドを機能性関与成分とするサプリメント「ひざサポートコラーゲン」を10月1日から発売する。主力商品の「ヒアルロン酸コラーゲン」を機能性表示食品として刷新する。7日に発表した。
特定保健用食品(トクホ)を含む健康食品全般の表示・広告や、トクホの制度や運用のあり方を検討する、消費者委員会の「特定保健用食品等の在り方に関する専門調査会」(寺本民生座長・帝京大学臨床研究センター長)の初会合が5日開催され、来年3月に予定する報告書とりまとめに向け議論がスタートした。同調査会は、同委食品ワーキンググループの論点整理を受け、トクホを含めた表示・広告、トクホの制度及び運用、トクホの情報開示を中心に議論を進めていく。今後の議論によっては新たな審議項目が増える可能性も想定され、とりまとめが遅れる可能性もある。