消費者庁は8月28日、機能性表示食品の届出情報を更新し、アサヒフードアンドヘルスケア㈱が届け出たサプリメント「ディアナチュラゴールド ルテイン」の情報公開を始めた。届出日は7月17日付。
消費者庁が25日に行った機能性表示食品の届出情報更新で、小林製薬㈱が届け出たサプリメント2商品が追加された。同社が届出番号を取得したのは今回が初で、機能性関与成分は2商品ともルテイン。このほか、㈱東洋新薬が届け出た難消化性デキストリンを関与成分にした加工食品、太陽化学のグループ会社・㈱タイヨーラボが届け出たエピガロカテキンガレート(EGCg)が関与成分のサプリメントもそれぞれ追加された。EGCgでの受理は初。これにより届出番号取得件数は計76件になった。
消費者委員会は、消費者庁から特定保健用食品(トクホ)の表示許可に係る審議依頼(諮問)があった6商品について、審議の結果トクホとして認める旨の結論が得られたとして、26日付で同庁に答申した。
農林水産省は24日、生鮮食品の機能性表示に向けた技術的対応策をまとめた「農林水産物の機能性表示に向けた技術的な対応について」を公表した。機能性表示食品制度が求める機能性関与成分の下限値算定や、品質確保のためのサンプリング方法、規格設定方法をまとめたもので、ばらつきがある農産物を制度に対応させるためのマニュアルになる。
国民生活センターは20日、「2014年度のPIO―NETにみる消費生活相談の概要」を発表した。14年度の消費生活相談件数は95万4591件で、前年度を約1万5000件上回り、2年連続で増加した。商品やデジタルコンテンツで身に覚えのない料金の請求(架空請求)に関する相談が前年度比1.7倍に増えたことや、アダルト情報サイトに関する相談増が原因という。
国民生活センターは20日、2014年度にPIO‐NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に集まった危害・危険情報が前年度比18.5%減の1万6790件だったと発表した。
健康食品・雑貨など販売の㈱プロントが届け出た、GABAを関与成分とする機能性表示食品の届出情報が20日に公開されたことを受け、㈱ファーマフーズは21日、同社製のGABAを配合したサプリメントが、機能性表示食品として消費者庁に受理されたと発表した。システマティックレビューの作成など届出サポートを全面的に行ったという。
㈱イデアプロモーションが原料供給するアガベシロップの売れ行きが好調だ。前年に比べ50%増で推移しており、今年12月までの年間供給量は200㌧を超える見通しだという。
消費者委員会の「特定商取引法専門調査会」(後藤巻則座長・早稲田大学大学院教授)は18日、今月中に予定する中間取りまとめに向けた議論を行った。これまでの議論を踏まえて同委事務局が作成した案を基に議論したが、各委員から多くの指摘や意見が出たため、25日の次回会合では大幅に修正された案を基に、再度議論する見通し。