㈱大木は15、16日の両日、秋冬用カテゴリー提案商談会を都内で開催した。今回のテーマは〝来店客数1日1000人を目指す〟。そのためにドラッグストアが果たすべき役割について、同社では高齢層を意識した棚割を強化することなどで競合するコンビニに対抗できる新たな売場づくりを提案した。
㈱シクロケムは、様々な物質が包接でき、難消化性デキストリンでもあるαCD(シクロデキストリン)について、血中コレステロール低減作用の表示内容で、機能性表示食品の関与成分として利用できる研究レビューを揃えた。末端製品メーカーを中心に同レビューで提案強化し、機能性表示食品市場にも打って出る。
届出受理された機能性表示食品に対して食品表示法違反に関する疑義を5月下旬に提示していた食の安全・監視市民委員会は15日、消費者庁担当者を招いた院内集会を開き、同食品の申出制度、販売開始前60日の情報開示、食経験の判断基準などについて9項目の質問を投げかけ回答を得た。
消費者庁は10日、機能性表示食品の届出状況を更新し、イミダゾールジペプチドを機能性関与成分として身体的疲労感軽減機能を表示する飲料タイプのサプリメントや、㈱健康家族が届け出た同社主力商品の「伝統にんにく卵黄」の2商品が追加された。疲労感に言及する届出表示に対する番号付与は、味の素が届け出たサプリ「グリナ」(関与成分グリシン)に続き2商品目。
㈱ディーエイチシーは9日、「純粋 生プラセンタ」と「醗酵黒セサミン プレミアム」の健康食品2商品を新発売した。いずれも通販、直営店で販売。13日からタレントの加藤浩次さんを起用したテレビCMを放映する後者については、スーパーマーケットでも売り込む。
豚由来プラセンタエキス末などを製造販売するデンマークのBIOFAC(ビオファック)グループが、100%出資の日本法人「日本ビオファック株式会社」を名古屋市中区に設立した。設立日は7月1日。
㈱アグロケミは、中国産の黒マカ乾燥粉末を8月に上市する。近年は黒ショウガや黒ニンニク、黒酢などの黒色素材が、機能性や食べ易さで引合いが増えている。同社ではこのような黒色素材の持つイメージの良さと、中国で黒マカが一大ブームとなっていることから、日本国内のみならず中国展開することも視野に入れている。
機能性表示食品の現状と課題をテーマにした「第34回健康食品フォーラム」(医療経済研究・社会保険福祉協会主催)が7日に開催された。関係者約250名が集まり4講演とパネルディスカッションが行われた。
東京農業大学大学院の上岡洋晴教授は、7日に開催された「第34回健康食品フォーラム」の講演で、現在、同氏を中心に進めている、機能性表示食品に届出られた食品のシステマティックレビュー(SR)を評価する研究の概要を説明した。同研究はUMIN登録されており、研究概要は同サイトから閲覧できる。
消費者庁は7日、機能性表示食品の届出状況を更新し、大塚製薬による大麦βグルカンが関与成分の「大麦ごはん」、イオントップバリュが届け出た「難消化性デキストリン配合 コーラ」など、その他加工食品を中心に4商品が追加された。これにより届出番号取得件数は52件となった。