健康食品の安全な利用方法や留意事項を取りまとめ、消費者向けに情報発信することを目的とする食品安全委員会の「いわゆる『健康食品』に関する検討ワーキンググループ」(脇昌子座長・静岡市立静岡病院副院長)が27日に開催され、同WGで検討する範囲や論点を整理した。今後、委員や参考人である専門家を中心に、これら論点ごとに具体的な事例を提示し、次回会合から本格的に議論する。
消費者庁は27日、機能性表示食品として届出番号を付与したサプリメント1品の届出情報を新たに公開した。番号が付与された商品は計60商品となった。
日本杜仲研究会は24日、設立10周年記念セミナー(共催:小林製薬)を都内で開催した。当日は、共立女子大学の上原誉志夫教授、鈴鹿医療科学大学の藤川隆彦教授を招き、杜仲茶摂取による血管拡張作用や褐色脂肪細胞への関わりなどアンチエイジング効果について報告した。
㈱ファインは、今秋の商戦に向けた各種健康食品のラインナップを拡充させる。機能性、スーパーフード、インバウンド需要の3つのカテゴリーを軸にした新商品を投入し、主要販路のひとつであるドラッグストアでの拡販を進める。
消費者委員会の特定商取引法専門調査会(後藤巻則座長・早稲田大学大学院法務研究科教授)は22日、特定商取引法改正に向け焦点の一つになっている、訪問販売、電話勧誘販売の規制について検討した。
消費者庁は22日、機能性表示食品の届出状況を更新し、サプリメントなど3商品が追加された。これにより、届出番号取得件数は計59件となった。ただ、届出書類提出件数は間もなく300件に迫ると見られる。
㈱ファンケルは22日、2015年6月度月次売上高情報を開示、主力の化粧品をはじめ、栄養補助食品、発芽米や青汁を含むその他事業のそれぞれの分野で売上が伸張、総計で前年同期比24.6%増の78億5800万円を計上した。化粧品は同30.2%増の47億4600万円、栄養補助食品は同19.3%増の24億4900万円、その他事業は同9.4%増の6億6200万円だった。4、5月の売上に続いて好調ぶりを見せている。
厚生労働省厚生科学審議会の「健康日本21(第二次)推進専門委員会」(辻一郎委員長・東北大学教授)が17日に開催され、健康日本21(第二次)の進捗状況の確認や、目標達成に向けた今後の施策の方向性などを検討した。
消費者庁は15日、機能性表示食品の届出状況を更新し、大塚製薬㈱が届け出たサプリメント「ネイチャーメイド」2商品が追加された。ルテイン、アスタキサンチンをそれぞれ機能性関与成分とするもので、どちらも「目の健康を気づかう方」に提案する。これにより届出番号取得件数は計56件になった。