アークレイ㈱は21日、同社が販売する機能性食品素材「ラプテン」について、カイゲンファーマ㈱との間で日本国内販売提携契約を締結したと発表した。同素材は果実のはっさくから抽出したオーラプテンを80%以上含むもので、コレステロール低下作用などが確認されている。
消費者庁は17日、機能性表示食品8品の届出を受理し、同庁ホームページに情報を公開した。第一弾はサプリメントが6品、加工食品2品で、生鮮食品はなかった。すべての書類が整い届出が認められた最も早い日は今月13日であり、このため製品の発売日は同日から起算して60日後の6月12日以降となる。各企業からは、6月16日や19日に発売するとの発表も相次いでいる。
機能性表示食品の届出件数について、16日12時現在で112製品に達したことを消費者庁が17日、明らかにした。そのうち8製品は届出者が届出を取り下げた。届出受理が同日公表された8製品を除くと、16日正午現在96製品の届出が確認作業の途上にある。同庁では、作業を終え次第「随時公表していく」としている。
UHA味覚糖㈱は、美味しく摂取できる「UHAグミサプリ」シリーズを21日に発売した。同社では、これまで健康食品としてはコラーゲンやプラセンタのドリンクを販売していたが、食べて摂る商品は初めて。同品発売を機に、サプリメント市場に本格参入するとしている。
健康・長寿研究談話会(旧ホスファチジルセリン研究会)は、「第9回 アカデミックサロン」を、6月12日(金)午後6時より、椿山荘プラザ4階「ネプチューン」で開催する。
健康と食品懇話会は14日、平成27年度定時総会を開き、役員選出や今年度事業計画の承認を行った。新会長には原孝博氏(協和発酵バイオ㈱)が就任、新副会長に谷口茂氏(㈱明治)が就いた。前会長の城田昌之氏(アサヒフードアンドヘルスケア㈱)は副会長に、前々会長で副会長の関口洋一氏(日本水産㈱)は相談役に就いた。このほか監事企業に不二製油㈱、新役員企業にエスビー食品㈱、キリン㈱、太陽化学㈱、日清オイリオグループ㈱を選出した。
日本通信販売協会が14日発表した、会員企業145社を対象にした2015年2月度通販売上高調査によると、健康食品の売上高は前年同月比8%減の147億4300万円となり、昨年10月度以来3カ月ぶりに150億円を割った。前年同月割れは11カ月連続となる。
健康と食品懇話会はこのほど、2014年の消費者意識調査結果をまとめた。この中で機能性表示制度について調査も行い、制度を「詳しく知っている」(3%)、「聞いたことはあるが内容は詳しく知らない」(49%)と、52%が認知していた。
国際栄養食品協会(AIFN)は10日、2015年度総会を記念したセミナーを東京・麻布台の東京アメリカンクラブで開催した。この中で、同協会の森下幸治副理事長は機能性表示食品の届出に際しての留意点や消費者庁の見解について、Q&A形式で解説した。