包装用フィルム製造販売などを本業とする大倉工業(香川県丸亀市)が、ヘルスケア領域での事業を本格化させている。独自開発の機能性表示食品対応原材料のオリーブ葉エキスの販売とともに、独自の抽出技術を活用した受託事業の2軸でヘルスケア事業を伸ばしていく考えだ。
帝人のグループ会社でプロバイオティクス原材料を製造販売する帝人目黒研究所(大阪市中央区)は、短鎖脂肪酸の産生促進の機能を持つ納豆菌の加熱殺菌体「モルビオ納豆菌」を開発した。3月1日から市場投入する。既存原材料の生菌の納豆菌BN株を基に開発したもので、サプリメントはじめ、一般食品などへの採用につなげていく。
化粧品、健康食品通販の新日本製薬(福岡市中央区)は6日、2024年9月期第1四半期の連結業績を発表した。売上高は対前年比7.4%増の99億4100万円、営業利益は39.0%増の11億6700万円の増収増益だった。主力の化粧品の伸長とともに、青汁などヘルスケア事業が大幅に伸びた。