「腸活」や「ポストバイオティクス」をキーワードに、市場が拡大している乳酸菌生産物質・代謝産物。今年も市場は堅調に推移している様子で、原材料及び最終製品メーカーともに動きは活発だ。アスリートへの支援や海外進出、機能性研究、プロテインやペットサプリへの配合など取組みは多岐にわたる。認知度は拡大の一途で、今後もさらなる市場拡大が期待される。
春過ぎて夏来にけらしーとの百人一首ではないが、初夏へ向け商戦が動き出した。イラン戦争による原油不足という生活や経済全般への不安要素は残るが、ここ数年の停滞を吹き飛ばす新風を期待したいところだ。なかでもファンケルとサントリーの新しい動きは注目だ。制度やマーケット、業界の未来を拓く要素が内在しているからだ。
コロナ禍を契機に再評価された植物発酵エキス市場は、構造的な転換局面に入っている。ファスティング(断食)用途の広がりを背景に市場を拡大してきたが、足元では腸内環境や体調管理といった用途への回帰が進む。同時に、体感に依存していた価値はエビデンスやデータによる裏付けへと比重を移し、「なんとなく良い」から「説明できる製品」へと位置付けが変わりつつある。現状について各社を取材した。
ここ数年、右肩上がりで規模を拡大させてきた青汁市場だが、ここにきて鈍化傾向の様相を示している。物価高騰、健康意識の希薄化など要因は様々あげられるなか、市場はどう動いていくのか。以前の「野菜不足解消」による需要から、機能性表示食品による直接的な訴求が可能な青汁への評価が高まりつつある。
春爛漫。桜は東京では3月下旬に開花、幾度か雨にも打たれたが入学入社式の今週まで咲いている。街ではフレッシュな装いの新人の姿が目立ちこの季節さながらの初々しさだ。我が業界の新しい注目と言えば、昨年から続くサプリメントの定義とルールの行方だ。3月末に消費者庁が論点整理を公表してほぼ方向性は見えてきた。
カロテノイドは植物、動物、微生物に存在する天然色素の総称で、化学的には有機化合物であるテルペノイドの一種。炭素と水素のみで構成される「カロテン類」と、酸素も含む「キサントフィル類」に大きく分類される。このうちカロテン類はリコピンとβ‐カロテン、キサントフィル類はルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、β‐クリプトキサンチン、カプサンチンを含む。
令和7年度の調査結果では、スポーツ実施率は前年度に比べ微減した。しかし、今年は国際的スポーツ大会が目白押しで、6月にはサッカーW杯が開催される。大イベントにより、スポーツへの関心及び競技人口の高まりが期待でき、スポーツニュートリションに対する需要も喚起しそうだ。本特集ではスポーツ市場と製品づくりに欠かせない各種素材を紹介する。
「抱きつき戦術」でトランプ米大統領との首脳会談を成功させた高市早苗首相。振る舞いに否定的な意見もあるが、戦禍を避けた金星であろう。これとは逆に、高市総理に絶妙のタイミングで抱きつき、好ポジションを確立させた業界がある。昨年から規制緩和と産業振興の旗印を掲げた化粧品業界である。これまで経緯や座組、進め方をみると強かで健康食品業界も見習う点が多い。
肝機能をサポートする機能性食品原材料。ウコンを中心に構築されてきた面が少なくない肝機能ケア市場は、様々な素材が肝機能を改善するエビデンスを武器に健康食品への活用が進んでいる。機能性表示食品のヘルスクレームにより、より具体的に訴求が進む一方で、肝機能の重要性を認識できていない状況にもあるようだ。エビデンスを積み上げる原材料サプライヤーの取組みを紹介するとともに、世界市場で商機を見い出せる肝機能ケアの現状を追ってみた。