アミノ酸素材への関心が高まっている。スポーツ栄養分野で広く活用されてきたBCAAをはじめ、EAAや単体アミノ酸など用途は広がりを見せる。一方、その領域で中心を占めてきたプロテインは原料価格の高騰で価格改定が相次ぎ、市場環境にも変化が生じている。こうした状況を背景に、アミノ酸素材の役割や提案方法も多様化している。本特集では、アミノ酸市場の動向と各社の取り組みを整理する。
昨年末以来、業界はサプリメントの定義の行方を注視している。新たな規制に繋がる可能性を危惧しているからだ。それと並行してもう一つの懸案が頭をもたげているのにお気づきだろうか。売り方、マーケティングへの規制だ。具体的には特定商取引法の改正論議だ。今回は特に通販特有の売り方やECに関する問題がクローズアップされている。健康食品の売り上げは7割近くが通販経由とされ、売り方への新たな規制は影響が大きい。この動向もベンチマークして意見表明していく必要があろう。
メンテックとは、男性特有(Men)の悩みをテクノロジー(Technology)で解決する製品やサービス(手段)のことと定義されている。これに該当する内容としては「男性機能(ED含む)」「男性不妊(男性に原因がある不妊・精子関連)」「薄毛」などがある。今回の特集では、男性機能を中心に、昨今注目されている男性不妊にも焦点をあてて取材し、企業各社の最新の動向を探った。
健康意識の向上に伴い、昨今関心が高まっている「腸活」。その健康への取組みに、大きく関与するとして注目されているのが食物繊維だ。以前から便通を改善するとして知られてきたが、最近は腸内細菌に代謝された短鎖脂肪酸が、広く健康に役立つことが分かってきた。市場規模は1000億円を超えている。巨大市場の現在の動向をレポートする。
TPCマーケティングリサーチが実施した世界の健康食品市場のトレントに関する調査結果によると、2024年の同市場規模は前年比4.4%増の35兆3022億円だった。調査エリアは北米や欧州、東アジア(日本、中国、韓国、台湾)、東南アジア・太平洋(一部南アジアを含む)、その他エリア(南米、中東、アフリカ)で、調査実査日は昨年8~12月。同社が12月16日発表した。
近年、東南アジア地域では健康食品市場が著しい成長を遂げている。この成長を支えている主な要因として、健康意識の高まり、中間層の拡大、電子商取引の普及が挙げられる。特に新型コロナウイルスのパンデミック以降、予防医療への関心が高まったことで、健康食品の需要がさらに増加している。グローバルな調査会社(ミンテル、ユーロモニター、ニールセンなど)や、FoodNavigator-Asia,NutraIngredients-Asia など食品・健康食品業界に特化した情報サイトで東南アジア各国現地に強みを持つ調査機関が発表する市場動向データを基に、各国の特徴的な動向と流通チャネルをレポートする(後編は2月12日号に掲載)
抗老化に関わる機能性食品原材料が健康食品市場で存在感を増しつつある。以前より健康食品業界では〝アンチエイジング〟を関連ワードとして、市場を構築してきた経緯がある、レスベラトロールやメラトニンなどの関連素材が話題となり、商品開発が進んだ。現在の抗老化に関わる動きは、世界的な潮流とも重なり、新たな素材のプロモーションも活発化している。抗老化に関わるカテゴリーの構築が進みそうだ。