業界8団体をまとめる健康食品産業協議会の関口洋一会長は24日、産業協議会として健康食品の機能性表示制度に対する考え方を来月中旬までにまとめ、消費者庁「食品の新たな機能性表示制度に関する検討会」の会合の場で提案したい考えを明らかにした。関口会長は、宮島和美・日本通信販売協会理事とともに産業界代表として同検討会委員を務めている。AIFNとACCJが開いた会見に出席した中で語った。
厚生労働省は、栄養強化剤として使用されている添加物「グルコン酸亜鉛」の使用基準を一部見直し、特別用途食品の総合栄養食品として許可を得た食品にも使用を認める方針を固めた。食品安全委員会で健康影響評価を行ったあと、同省の薬事・食品衛生審議会で基準改正を検討する。
高吸収型を訴求するクルクミン配合健康食品や機能性ドリンクが増えている。ここ1年でサントリー食品インターナショナル、ファンケル、エーザイ、森下仁丹などが相次いで新発売。流通大手のイオンが単価100円を切るPBウコン飲料を発売するなど市場競争が激しさを増すなかで、クルクミン高吸収型は差別化目的で注目度が一層増しているようだ。
2012年に米国の有力サプリメント原料事業者が上市し、ソースナチュラル社などが配合製品の販売を始めている感覚を鋭くしたり、気分を高めたりするムードフード原料「ゼンブリン」について、㈱公知貿易が先ごろ同原料の開発元との間で日本国内総販売代理店契約を交わし、配合提案を始めた。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)が研究開発し、米NIHの助成も受けて製品化された高吸収型クルクミン原料「ロングヴィーダ」を取扱うオムニカはこのほど、同原料の摂取に伴うアルコール代謝改善作用を検証する臨床試験を実施し、血中アセトアルデヒドの代謝促進効果があることを確認した。近く開催される複数の展示会などを通じて正式に発表する。
㈱ポーラは、新潟県や山形県を中心に栽培されている紅紫菊に、眼の糖化抑制作用と加齢に伴う不調を予防する効果があることを確認した。紅紫菊はアントシアニンを多く含むが、同社ではこのアントシアニンを「クリアピントシアニン」とし、7月に発売予定の商品に配合するとしている。
健康と食品懇話会は17日、都内で「平成26年度定時総会」を開き、今年度の事業計画や予算などをそれぞれ承認した。また役員改選を行い、城田昌之会長(アサヒフードアンドヘルスケア執行役員)、関口洋一副会長(日本水産執行役員)を再任、新副会長に原孝博氏(協和発酵バイオ渉外部長)、新事務局長に和泉亨氏(キッコーマンニュートリケア・ジャパン)を選出した。
消費者庁は、加工食品などで認めている製造所固有記号制度を改正し、消費者の問合せに応じ、所在地情報の提供を事業者に義務づけることや、原則2つ以上の工場で製造する商品のみに利用を制限するなどの案をまとめた。ただ、同案を審議した17日の消費者委員会の調査会では、改正の必要性や現状の課題について議論を積み上げたあとに改正点をまとめるべきと指摘され、結論を次回に持ち越した。
高吸収性クルクミノイド複合体「BCM‐95」が、前立腺ガンの放射線治療を受けている人の排尿に関する問題を有意に改善することが確認された。イランのシャヒド ベヘシティ大学医学部らの共同研究成果で、同素材を原料供給するセティ㈱が16日明らかにした。
健康食品などのエビデンスに対する理解と消費者行動を正しく導く環境づくりを目指すという団体「EBN推進委員会」が設立された。大橋靖雄氏(中央大学教授、疫学・予防医学)を代表とするもので、そのほか、委員には伊藤壽記氏(大阪大学教授、臨床医学)、向井友花氏(神奈川県立保健福祉大学准教授、栄養学)、若命浩二氏(北海道薬科大学准教授、基礎薬学)、西根英一氏(マッキャンヘルスコミュニケーションズ)などが名を連ねている。