NEWS速報

コラーゲン大手、新制度に本腰(2014.10.30)

 コラーゲンペプチドを製造販売する新田ゼラチン㈱が、同素材で機能性表示を行いたい考えを鮮明にさせた。29日、取引先などを集めた同社主催シンポジウムを都内で開催し、同社では現在システマティックレビューを行う準備を進めているほか、今後、これまでに実施した二重盲検臨床試験に関する論文投稿や、コラーゲンペプチドの関与成分や作用メカニズムに関しても論文化を行う方針だと説明。機能性関与成分については、血中に多く移行し、線維芽細胞の増殖を促進する働きなどのあることが確認されている複数のジペプチドを想定していると見られる。

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大麦食品、機能性表示制度対応へ 大麦食品推進協(2014.10.27)

 大麦食品による健康増進を目指す大麦食品推進協議会は25日、「第12回大麦食品シンポジウム」を都内で開催した。同シンポジウムでは、日本健康・栄養食品協会の機能性評価事業で高い評価を得た大麦食品の、来春スタートする食品の新たな機能性表示制度への可能性などが提示された。

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課徴金制度導入へ改正案 政府、今国会成立目指す(2014.10.27)

 政府は24日、不当表示に対する課徴金の納付制度を追加した景品表示法改正案(不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案)を閣議決定し、同日国会に提出した。今国会での成立を目指す。

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来月4日から申請受付開始 北海道の機能性表示制度(2014.10.27)

道認定マーク

 北海道は27日、同独自の機能性表示制度「北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)」の第4回申請受付(本年度は2回目)を、来月4日から開始すると発表した。同月28日まで受付ける。企業が申請した商品は、専門家による審査などを経て来年2月にも認定する見通し。

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薬研、発酵茶エキスを供給 テアデノールAで差別化(2014.10.27)

 各種健康食品を企画・開発する㈱薬研は、今春からOEM展開していた新規ポリフェノール・テアデノールAを含む発酵茶エキスの原料供給を開始した。国産緑茶葉を、麹菌を用いて発酵、新規成分を高含有させた原料で、すでに確認している高いSOD活性とともに、脂肪低減に働くアディポネクチン分泌促進などの機能性を前面に出し売込みをかける。

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機能性表示は「八合目」 森下竜一氏、薬健研で講演(2014.10.23)

薬健研森下氏

 内閣府規制改革会議の森下竜一委員(大阪大学教授)は23日、薬業健康食品研究会主催の勉強会で講演し、同会議が提案した食品の機能性表示について「八合目まで行った。思ったより産業界に使いやすいものになるのではないか」と手応えを伝えた。ただ、積み残した課題も多く、今後も同会議の健康・医療ワーキンググループ(WG)で取り上げる考えを伝えたほか、産業界に対しガイドライン策定に向け、消費者庁と議論を詰めるよう求めた。

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遺伝子検査し専用サプリを提供 ファンケル (2014.10.23)

04ファンケル2人

 ㈱ファンケルヘルスサイエンスは21日、遺伝子検査を用いて生活習慣病のリスクを解析し専用サプリメントなどを提供する新たな予防医療事業を11月1日に立ち上げると発表した。3年後を目途に数十億円の事業規模に育てる。

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14年健食市場、約1.6兆円と報告 インテージ(2014.10.23)

 市場調査会社の㈱インテージは22日、同社が来月中旬に発行する予定の「健康食品・サプリメント市場実態レポート2014年度版」の一部を速報ベースで公開し、同市場規模は前回調査(13年度)比0.5%増の1兆5935億円の微増だったとした。

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〝血管健康〟で研究会設立へ Tie2フォーラム(2014.10.23)

 体中を巡る毛細血管の構造的安定化を誘導する役割を担う「Tie2(タイツー)」と呼ばれる受容体型酵素の活性化は健康・美容に寄与するとして普及啓発や研究発表を行ってきた「Tie2フォーラム」は今年限りで終了し、今後、研究会に発展する。リンパ管や血管の健康の概念も取り入れた研究会になる方向だ。

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病者対象の試験巡り意見分かれる 規制改革会議のWG(2014.10.20)

 規制改革会議の健康・医療ワーキンググループ(WG)は17日、重点的フォローアップ事項に掲げる食品の機能性表示制度について消費者庁から聞き取りを行った。同庁からは専門検討会の報告書でまとまった制度の方向性を中心に説明があったという。


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