アミノ酸含有量を規格化したマカ水抽出エキス粉末の販売を、植物抽出物製造販売大手の仏ナチュレックスが新たに始める。その機能性について同社は、性欲を向上させる働きのあることを臨床試験で確認し、論文報告。「マカドール」のブランド名で今月から世界的に売り出すもので、日本市場にも売り込む。
日本健康・栄養食品協会は17日、㈱アスナロ化工研究所(大阪府藤井寺市)、㈱オムニカ舟渡工場(東京都板橋区)の2社2製造所をGMP(適正製造規範)適合認定製造所に認定し、同日付で認定書を交付した。認定の範囲はアスナロ化工研究所が製品GMP、オムニカが原材料GMP。これにより、同協会のGMP適合認定製造所は104製造所となった。
ノニを用いた飲料、健康食品、化粧品などをNB展開するモリンダジャパン合同会社は17日、同志社大で抗加齢医学研究に従事する米井嘉一教授を招き、「お肌のアンチエイジングとAGE」と題した講演会を開催した。
消費者庁は、栄養機能食品制度を見直し、新たにn-3系脂肪酸、ビタミンK、カリウムの3成分を追加する方針を固めた。15日に開催された消費者委員会の食品表示部会に提案。近くパブリックコメント募集を行い、この結果を踏まえて12月に同部会で審議する。同庁は食品の機能性表示制度の創設とともに、来春の制度改正目指す。
消費者庁は、15日の消費者委員会食品表示部会で栄養素等表示基準値の改正案を示した。熱量、たんぱく質、脂質などを除く算定指標を、「日本人の食事摂取基準」にある目標量(DG)または推奨量(RDA)を原則に算出することに改めた。
東京都福祉保健局は8日、健康食品や化粧品などの企業や広告代理店を対象に、薬事法に基づく広告や表示の留意点について解説する「平成26年度医薬品等広告講習会」を都内で開催した。消費者庁が来年にも制度創設する食品の機能性表示制度に関心が集まるなか、会場から集めた質問用紙にも同制度について教えてほしいとの要望が寄せられたが、都は現時点で薬事法の観点から回答するのは難しいと回答するにとどまった。
スノーデン㈱が従来原料を全面刷新し、10月から売り出す食用プラセンタエキスには、ブタ由来スペイン産原料も含まれていることが分かった。同社の胎盤収集スペック規則に基づき原材料を現地調達し、安全性・品質確保のための処理技術を現地生産会社に導入し一次加工した上で、最終的に日本国内の自社工場で生産するもの。昨年から一部で販売していたが、原料ラインナップに正式に加えたかたちだ。
杜仲葉の有用成分として数多くの研究成果が報告されてきた配糖体アスペルロシドを高含有した栄養補助食品「スリム杜仲粒」が16日に新発売される。発売元は㈱小林製薬。同成分を高含有した商品の上市は初。