NEWS速報
整腸機能 ヒトで確認 サビンサ 有胞子性乳酸菌で(2014.11.17)
熱や酸素などに対する安定性が高く、「生きたまま腸管に届く」と言われる乳酸菌の有胞子性乳酸菌(バチルス・コアグランス)について、強い整腸作用のあることをサビンサがこのほど二重盲検臨床試験で見出した。

ベトナムで店舗事業開始 東洋酵素化学(2014.11.17)
スピルリナやアスタキサンチンなど健食原料を供給する東洋酵素化学㈱は、ベトナムのホーチミン郊外で11月1日にオープンしたイオンモール2号店内にサプリメント・化粧品ショップをオープンさせた。農業器具を扱う現地企業と提携し運営する。今回の店舗事業開始により、東洋酵素では従来の原料・OEM供給事業の川上分野から川下までの流通体制を備えることになる。

ユーグレナ、売上高45.6%増 ヘルスケア事業好調(2014.11.17)
㈱ユーグレナの14年9月期決算は、売上高が前年同期比45。6%増の30億4600万円、経常利益は27.7%減の1億9100万円と増収減益だった。コンビニエンスストアでの流通が始まるなどユーグレナ(ミドリムシ)食品が好調のヘルスケア事業は堅調に推移したものの、研究開発などの先行投資を高めたのが響いた。

消費者目線での対応求める 阿南久・前消費者庁長官(2014.11.13)
前消費者庁長官の阿南久氏は11日、医療経済研究・社会保険福祉協会の創立50周年記念講演会で、「新しい機能性表示制度の課題~消費者利用の観点から~」をテーマに講演を行い、消費者が主役の社会へと転換しつつあり、企業に消費者目線での商品開発や、誤認を招かない情報開示などを行うよう求めた。

7~9月の健食販売額398億円 専門量販店統計(2014.11.13)
経済産業省が発表した9月の専門量販店販売統計(確報)によると、ドラッグストア販売額(1万3213店舗)は3888.7億円だった。調査は今年から開始されたため、前年同月比較はできない。なお、前月(確報)比は4.7%減(191.3億円)だった。

機能性表示、「アミノ酸は有利」 味の素が自信(2014.11.13)
味の素ヘルシーサプライ㈱の深山隆社長は13日、食品の機能性表示制度でアミノ酸は有利だとの見解を、取引先などを集めて同社が開催した「第4回アミノ酸原料セミナー」の中で述べた。ガイドラインが出ていないため明言はできないと断った上で語ったものだが、「歴史上アミノ酸の食経験は長い。個々のアミノ酸に関するエビデンスデータには蓄積がある。質も量も充実している」などと自信を覗かせた。

DgSなど向けの15日分サプリ ファンケルHS(2014.11.13)
㈱ファンケルヘルスサイエンスは、流通チャネル専用の15日分サプリメント30品目を今秋から販売開始する。まずは九州、中国、四国における総合スーパー、ドラッグストアを中心に配荷を進め順次エリアを拡大、来春を目途に全国に販路を広げ、1万2000店以上での展開を図る。

認知機能、抗ストレスを提案 PSの機能性表示対応で4社提案
(2014.11.10)
ホスファチジルセリン(PS)の認知機能改善、抗ストレス効果を機能性表示へ―。PSの原料メーカー及び取扱い業者4社が、今年度中に消費者庁が制度創設を目指している、食品の機能性表示(機能性表示食品)制度の活用に向け、PSの機能性に関するヒトデータの検索や製品規格化を検討していることが分かった。

DgSのあり方検討へ 経産省が研究会を発足
(2014.11.10)
経済産業省は、セルフメディケーションの推進や少子高齢化を背景にした買物弱者などの課題に対するドラッグストア(DgS)の役割を検討する「セルフメディケーションの推進に向けたドラッグストアのあり方に関する研究会」を立ち上げ、7日に初会合を開いた。研究会は非公開で月1回程度行い、今年度中に取りまとめを予定する。

2カ月連続で150億円届かず 通販協月次調査 健康食品 6.6%減
(2014.11.10)
日本通信販売協会が10日に発表した14年9月度通販売上高調査結果によると、健康食品の売上高は前年同月比6.6%減の146億5800万円となり、2カ月連続で150億円を割り込んだ。前の月と比べると減少率は3.5ポイント回復し2ケタ減からは脱したものの、6カ月連続のマイナス。化粧品は0.1%減の139億7700万円と、微減だが減少に転じた。
